指導者のひとりごと

急がば回れ

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 サッカーはゴールにボールを入れ、時間内に多くの得点を入れた方が勝ちになるスポーツである。一番速く得点を取れる方法は、ゴールに1直線に進めばいい。しかし、相手も守るからサイド攻撃や崩しなどが必要になる。しかし、ゴールは前にある。横でも後ろでもない。そこをまず大切にしないと指導がぶれる。1直線に進むための技術ではないか。必ずスペースは存在する。そのスペースを攻略するための技術があればよい。その技術を身に付けさせないで、フォーメーションや動き方に注視してもそれは中身のない練習になってしまう。我々は、その技術をまず言語化して教える努力をしています。絶対に技術は裏切らない。技術とスピードは比例するのである。

【 2025年11月4日 更新】